海外視察のため、2024年10月27日~11月2日に会長・社員の計5名(正田、重森、鶴岡、深田、多賀)でマレーシアに行きました。
2024年10月30日(水)、マレーシアのヘリオット・ワット大学(Heriot-Watt University)にて、ブロックチェーンに関する講義を行いました。
SOLID (Society Of Logical Interpretation of Data) というイベントに招待いただき、講師として参加しました。
開会挨拶
イベントは、ヘリオット・ワット大学の学生による開会挨拶と、会社および講師(多賀・深田)の紹介から始まりました。
講義
講義では「ブロックチェーン概要と業界」というテーマで、以下の4つのパートについてお話ししました。
ブロックチェーン概要
ブロックチェーンの概要とビットコインがどのように動いているのかについて説明しました。
難しい内容ではありましたが、時々学生に確認しながら進めていきました。
デモンストレーション
デモンストレーションでは、スマートコントラクトを使って自動販売機を作成しました。
より理解を深めるために、説明をしながらスマートコントラクトのデプロイと実行を実演しました。
最近のブロックチェーンの動向
Defi(Decentralized Finance: 分散型金融), NFT(Non-Fungible Token: 代替不可能なトークン), CBDC(Central Bank Digital Currency: 中央銀行デジタル通貨)について説明しました。
CBDCに関してはQ&Aでいくつも質問が来たので、多くの学生が興味を持っているようでした。
ブロックチェーンの活用事例とキャリア
ブロックチェーンの各業界での活用事例とキャリアについて説明しました。
学生は社会での実例に対して興味津々でした。
Q&Aセッション
講義後にはQ&Aセッションを行いました。
当初15分の予定でしたが、学生たちが非常に積極的で、約1時間にもわたる活発な質疑応答となりました。質問内容は以下のようなものでした。
その他様々な質問がありましたが、時間切れで全てに答えることは出来ませんでした。
質疑応答では、特にブロックチェーンの実際の活用方法やCBDCに対する関心が高いことが印象的でした。
学生たちの質問のレベルも高く、私たちとしても非常に有意義な時間を過ごせました。
閉会・記念撮影
Q&Aの後は、学生による閉会の挨拶があり、講義のお礼としてヘリオット・ワット大学のノベルティをいただきました。
その後、全員で記念撮影を行いました。
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終わりに
慣れない英語での講義ということで準備に苦労しましたが、講義後に学生たちからフィードバックをもらい、内容が伝わっていたことが確認できて安心しました。
当日はイスラム教の祝祭日だったため、普段より学生が少なかったものの、全体を通して非常に盛り上がりました。
今回の講義は弊社にとっても貴重な経験となり、ブロックチェーンの魅力を学生たちに伝える良い機会となりました。