株式会社ハウインターナショナル(以下ハウ)は、九州工業大学で開講された社会連携講座「Web3 Lab」において、アミタホールディングス株式会社(以下アミタ)、株式会社chaintope(以下Chaintope)とともに、学生にブロックチェーンに関わる講座を本年も担当します。
2024年5月9日、九州工業大学飯塚キャンパス内、共創空間「ポルト棟」においてWeb3 Labはいよいよ始動しました。11月の最終発表まで講義が行われます。
第1回目のオリエンテーションの様子をレポートします。
初回の授業には、35名の学生が出席しました。
多くは九州工業大学飯塚キャンパスの学生です。近隣の近畿大学産業理工学部(九州キャンパス)の学生も参加しました。
学生には教科書として『ブロックチェーン技術概論(講談社)』が配布されました。
まず、Chaintopeの正田CEOからWeb3 Labの全体の流れが説明されました。
まず教科書を使ったブロックチェーンの基礎授業を行う
10月にはアミタよりサーキュラーエコノミーの授業が2回行われる
その後は3〜5人程度のチーム分けを行ってビジネスモデルやアプリケーションの開発を行っていく
11月にメディアを呼んだ形での発表会を行い、優秀な作品には賞金を出す
月一回程度、大谷翔平選手が会得、実践している学問「社会教養学」の学びをすることで、九州工業大学の建学の精神である「技術に堪能なる士君子」をともに目指す
次に、九州工業大学の荒木准教授からWeb3 Labについての趣旨説明が行われました。
荒木先生からは、次の3点が学生に発信されました。
①参加している学生は意識が高いので期待していること
②工学部の学生であればこそモノづくりにチャレンジして欲しいこと
③この場を最大限に活用して最後の発表会までぜひたどり着いて欲しいこと
途中、講師の紹介が行われ、各講師から学生へメッセージが発信されました。みな、九州工業大学の卒業生であるという共通点があります。
ハウ代表取締役社長 田中貴規
「講義は6/27の『ビットコインのシステム構成と仕組み』を担当します。これから11月までともにがんばっていきましょう。よろしくお願いします」
Chaintope CTO 安土茂亨(前述の『ブロックチェーン技術概論(講談社)』の著者)
「教科書は15章あります。この講座では最初の5章くらいの基礎的なところを取り扱います。ぜひ最後まで読んでみてください。一緒に勉強していけたらなと思ってますのでどうぞよろしくお願いします。質問はDiscordで受け付けます」
ハウ CTO 兼 Chaintope CER 中城元臣
「最近よく九州工業大学に来ています。お気軽にお声がけください。研究テーマに迷っている人がいましたらどうぞお声がけください。いっぱいテーマがあります。」
ハウ 執行役員 山内修
「大学1年生はついこの間まで高校生だったわけです。高校生にとってブロックチェーンはなかなか難しいところがあります。幸い私は飯塚市近隣の中学生、高校生にブロックチェーンを教えるという活動をしておりますのでその資料などを活用して、次回の『ブロックチェーンの原点』をわかりやすく説明したいと思います。」
続いて、アミタの宮原様からブロックチェーンの応用領域である「サーキュラーエコノミー」の概要とその「おもい」を講義していただきました。昨年の初回はZOOMによるリモートからの参加でしたが、今回は現地ポルト棟にお越しいただきました。
最後にみんなで記念撮影をしました。やる気満々ダーーーッ!!! です!
(Web3にちなんだスリーピースです)
2024年度の九州工業大学社会連携講座「Web3 Lab」は2024年5月9日に始まりました。この日は人類にとって、重要な一日として、千年後の人々の記憶に刻まれることでしょう。今日参加した学生はこれからはじまる伝説の第2期生であり、時代の証人です。ブロックチェーンおよびその応用領域であるサーキュラーエコノミーの学びを深めていきましょう。これから毎週木曜の6時限目(18:00-19:30)に行われる、Web3 Labを盛り上げて行きましょう!