地域を主役にするシステム開発 / ハウインターナショナル

地域を主役にするシステム開発 / ハウインターナショナル

e-ZUKA Tech Night vol.60 レポート!

TOP >  EVENT 

2023-12-20(火) e-ZUKA Tech Night vol.60が飯塚市のRudies Cafeで開催されました。

 

今回は、「宇宙開発の今」をテーマとして株式会社ダイモン 取締役COO 三宅創太様と、北九州市立大学 山崎進先生をメインスピーカーにお迎えしました。

18:30から開場し、多くの方にご参加いただきました。満員御礼、会場にはぎちぎちの約50名が参加しました。大半は学生さんです。約半数は初めて参加するとのことでした。

定刻通り19:00に開始しました。

 

最初は主催者であるe-ZUKA Tech Studioの理事・中城元臣からe-ZUKA Tech Nightの紹介とテーマ(宇宙開発の今)に関する予備知識の共有がありました。
e-ZUKA Tech Nightはハウインターナショナルがスポンサーしています。他の企業からのスポンサーも募っているとのことです。よろしくお願いします!(企業のみなさん、学生のみなさんと知り合えるいいイベントですよ〜)

 

 

e-ZUKA Tech Nightは乾杯スタートです。この時点でアルコールを飲み始めています。学生は参加費無料です。社会人も2,000円とたいへんリーズナブルです。

 

まずはメインスピーカーの三宅創太様のお話をお届けします。

大きな拍手で始まりました。株式会社ダイモンさんは、月面探査車「YAOKI」を開発されています。
みなさん、さらっと書きましたけど、月面探査車ですよ! 月面探査車! 月面探査車! 月面探査車! すごくないですか!
いま宇宙が熱いとのことです。50年に一度の大きな風、つまり「時代の風」がきているそうです。今しかないですよ!俺達の時代です。つまりいまこそ鶴藤長天です。残念ながら宇宙開発に関して、日本は遅れています。欧米の子どもたちが遊びのついでに身につけている宇宙の知識にほとんどの日本人は追いついていません。モノは地球で作って、月へ運ぶんじゃないんです。それだと輸送費がめちゃくちゃ掛かってしまう。だからいっそのこと月面の工場で作り上げちゃうんです。そういうことが現実に起きようとしているわけです。「夢を追う友達になろう!」決して声をはりあげるようなことはない静かな語り口でしたが、内容は熱く情熱にあふれていました。テーマの「宇宙開発の今」をまずは知ることができました。たいへん貴重なお話をありがとうございました!

次にレポートするのは山崎進(ザッキー)先生のお話です。タイトルは「プロとしての宇宙への厨二病的憧れと自作三大欲求の満たし方」です。

まず自作三大欲求とは、自作CPU、自作OS、自作コンパイラを作ることです。この欲求から人間は逃れられないのです。その自作三大欲求と宇宙への厨二病的憧れの両方を同時に「プロとして」満たし方を情熱的にお話してくださいました。
ウィットに富み、多くの示唆を含んだお話でした。具体的な7ステップで実現できることを示していただき、宇宙への憧れと自作三大欲求を持つ会場にいる人々に感銘を与えました。「7つの習慣」と言い換えてもよいのかもしれません。
最初のステップは、「
情報分野の博士号を取得する」です。ここで会場がどっとわきました。本日一番の盛り上がりです。会場全体の視線がザッキー先生一点に注がれていました。以降6ステップあり、それは会場にきてくれた人の特典です。会場に来てくれた人々の胸に深く刻まれていることでしょう。
博士号のとり方』はすべての人類がどこへ行くにも携えて、必読すべき書です。
そして講演の中では一言も「
Elixir」という単語はでてきませんでしたが、会場の中にいる人々は確かにその響きを感じとっていた点を付け加えておきます。

 

続いて恒例のLT(Lightning Talks)を行いました。LT(Lightning Talks)とは5分の制限時間の中でプレゼンをきっちりやり切るというものです。今回は学生4名 + 飛び込み2名🚀🚀の計6名、社会人3名の計9名が話してくれました。

 

  • 岩男 皓一朗さん 「海外版Raspberry Pi 5の合法運用とAlmaLinux 9.3開発」

 

  • 小谷 築功さん 「夜行バスにのるな ~技術カンファレンスに参加しよう~」

 

  • 上田 悟士さん 「環境は使わなきゃもったいない」

 

  • 福田 海優さん 「芸術×宇宙」

 

  • Teba_elevenさん 「AIを直感的に学習できるサービスを個人開発している話」

 

 

  • 井料田涼仁さん 「社内ハッカソンを開催してみた件」

 

  • 新矢将宗さん 「ハッカソン開催運営レポート」(飛び込み🚀)

 

  • 村上和馬さん 「自作三大欲求を満たしてみたい」(飛び込み🚀)

 

どのLTも刺激的で情熱にあふれ、語るも涙、聞くも涙のお話でした。感涙にむせび泣かざるもの未だかつて無しのLTでございました。また次回の発表も期待しています!

 

LTのあとは記念撮影が行われました。e-ZUKA Tech Studioの大久保さんはいつも無言でパシャパシャ写真を撮ってくださいます。一瞬たりとも気が抜けません。

 

記念撮影のあとは懇親会です。e-ZUKA Tech Nightのある意味本番がここから始まります。学生どうしの交流、社会人と学生の交流、あちこちで話に花が咲き、会場は大いに盛り上がりました。特に自作三大欲求を満たしたい学生たちは山崎先生におおいに刺激をもらっていました。会場はいつも以上の熱気に包まれていました。

 

 

学生のみなさんは、就職や起業へのスタート地点に使ってください。社会人のみなさんは、e-ZUKA(飯塚)が誇る優秀な学生との交流の場としてご利用ください(スポンサーも絶賛募集中です!)。学生と社会人の間での有益なつながりを築く素晴らしい機会です。

 

それでは、次回のe-ZUKA Tech Night vol.61をお楽しみに! あなたのLTをぜひお聞かせください!