卒業証明書や在籍証明書、資格証明書。必要になるたびに紙を取り寄せたり、PDFを送ったりするのは、少し手間ですよね。
中城研では、こうした「自分についての証明」を、安全で使いやすいデジタルの形にする研究を進めていきます。注目しているのは、DID(分散型識別子)とVC(検証可能なデジタル証明書)という技術です。
たとえば大学が発行した在籍証明を、本人がスマートフォンなどで受け取り、必要な相手に提示する。受け取った側は、その証明が本物かどうかを確認できます。
ただ、技術があるだけでは、日常で使える仕組みにはなりません。私たちは、次の4つの課題に取り組みます。
- 使いやすさ: 利用者が難しい鍵の管理を意識せず、証明書を受け取り、提示できること
- 信頼性: 証明書を発行した大学や団体が信頼できるか確認できること
- プライバシー: 必要な情報だけを示し、使った場所を追跡されにくくすること
- つながりやすさ: 異なる形式の証明書やウォレットでも使えること
まずは大学や地域コミュニティなど、身近な場所で試しながら、「実際に使ってもらうには何が必要か」を探っていきます。
研究への参加や共同研究に興味のある学生、ぜひ気軽に声をかけてください。

