株式会社ハウインターナショナル(以下ハウ)は、九州工業大学に新設された社会連携講座「Web3 Lab」において、アミタホールディングス株式会社(以下アミタ)、株式会社chaintope(以下Chaintope)とともに、学生にブロックチェーンに関わる講座を行っています。
2023年6月15日、九州工業大学飯塚キャンパス内、共創空間「ポルト棟」においてWeb3 Labはいよいよ始動しました。来年の1月の最終発表まで講義が行われます。
第1回目のオリエンテーションの様子をレポートします。
初回の授業には、39名の学生が出席しました。
多くは九州工業大学飯塚キャンパスの学生ですが、近隣の近畿大学産業理工学部(九州キャンパス)の学生も参加しました。
学生には教科書として『ブロックチェーン技術概論(講談社)』が配布されました。
最初に、九州工業大学の荒木准教授からWeb3 Labについての趣旨説明が行われました。
荒木先生からは、次の3点が学生に発信されました。
①ブロックチェーンはセキュリティ技術の積み重ねでできていること
②参加している学生は意識が高いので期待していること
③分からないことは講師に遠慮なく質問すること
次に、Chaintopeの正田CEOからWeb3 Labの全体の流れが説明されました。
途中、講師の紹介が行われ、各講師から学生へメッセージが発信されました。みな、九州工業大学の卒業生であるという共通点があります。
ハウ代表取締役社長 田中貴教
「学生時代は陸上部、新聞部、ラグビー部に在籍していました。大学に久しぶりにきたということで、サークル活動に参加する気持ちで臨みます。」
Chaintope CTO 安土茂亨(前述のブロックチェーン技術概論(講談社)の著者)
「教科書は15章あります。この講座では最初の5章くらいを基礎で取り上げます。一緒に勉強していけたらなと思ってますのでどうぞよろしくお願いします。」
Chaintope CER 兼 ハウ CTO 中城元臣
「最近よく九州工業大学に来ています。Discordで呼んでもらったらいっしょに食堂で話したりできます。お気軽にお声がけください。研究テーマに迷っている人がいましたらどうぞお声がけください。いっぱいテーマがあります。」
続いて、アミタの宮原グループマネージャーからサーキュラーエコノミーの概要とその「おもい」を発信していただきました。本日はZOOMによるリモートからの参加でした。10月からの講座を担当される予定です。せっかくの機会ですので、学生からの質問を受け付けたところ、4名の学生が積極的に手を挙げて発言してくれました。学生の鋭い質問に対して、宮原さんが丁寧に回答をしてくださいました。
最後に、ハウの山内より本講座の導入となる講義が行われました。ブロックチェーンとは、「ブロックが一本のチェーン(鎖)のようにつながったデータ構造」だから「ブロックチェーン」なのだということが繰り返し説明されました。その他にも、ブロックチェーンの活用事例が紹介されました。このことを踏まえて次回の授業を受けると、内容がすっと理解できることでしょう。
最後にみんなで記念撮影をしました。やる気満々ダーーーッ!!! です!
九州工業大学社会連携講座「Web3 Lab」は2023年6月15日に始まりました。この日は人類にとって、重要な一日として、千年後の人々の記憶に刻まれることでしょう。今日参加した学生はこれからはじまる伝説の第1期生であり、時代の証人です。ブロックチェーンおよびその応用領域であるサーキュラーエコノミーの学びを深めていきましょう。これから毎週木曜の6時限目(18:00-19:30)に行われる、Web3 Labを盛り上げて行きましょう!
荒木研究室のドアに、講師陣でWeb3 Labの看板設置を行いました。