地域を主役にするシステム開発 / ハウインターナショナル

地域を主役にするシステム開発 / ハウインターナショナル

「ブロックチェーン×暮らし」を軸とした「暮らしフルネス」による“場の道場”「BA」を開校

TOP >  NEWS 

株式会社カグヤ(本社:東京都新宿区、以降「カグヤ」)、株式会社chaintope(本社:福岡県飯塚市、以降「chaintope」)、株式会社ハウインターナショナル(本社:福岡県飯塚市、以降「ハウインターナショナル」)福岡県飯塚市とともに、飯塚市幸袋の旧伊藤伝右衛門邸前の長崎街道を中心に、ブロックチェーンと再生した古民家群を活用した“ブロックチェーンストリート”構想の実現に向け8月22日に始動しました。


今回は構想の一つである“場の道場”「BA」(Blockchain Awakening)の開校について、ご案内いたします。


(2019年12月22日記者発表 左からchaintope正田社長、飯塚市諸藤経済部長、カグヤ野見山社長、ハウインターナショナル田中)

1.ブロックチェーンストリート構想を立ち上げた背景・経緯
飯塚市は、福岡県北部のほぼ中央に位置し、人口約13万人、面積約214平方キロの福岡県内で4番目の人口を擁する自治体です。

かつて飯塚市は筑豊炭田の中心部として栄えていましたが、エネルギー革命によって石炭産業が衰退するとともに人口減少や経済の疲弊が大きく進みました。この状況を打開するため、3つの大学を擁する利点を生かし、文化性・創造性を備えた国際的な情報産業都市となるべく、2003年に政府の構造改革特区の第一弾として「飯塚アジアIT特区」の認定を受け、2013年にアメリカ・シリコンバレーの一角であるサニーベール市と友好交流関係協定を締結、2016年には姉妹都市協定を締結するなど地域振興策を着実に実行してきました。

この度、ブロックチェーン技術の世界での大規模な利用拡大に伴い、世界的にエンジニア不足が課題となっていること、その様な状況にも関わらず飯塚市内に複数のブロックチェーン関連企業があること、またNHKの連続テレビ小説「花子とアン」でも有名になった旧伊藤伝右衛門邸前の長崎街道沿い(飯塚市幸袋)を中心に複数の古民家があり、そのうちの一つ(聴福庵)を再生させた実績を持つ㈱カグヤの野見山社長が飯塚市出身・在住であることから、それらの条件を活かして“仕事”と“暮らし”を融合させた、ブロックチェーンエンジニアや企業が連携できる環境を整えることで、社会課題ともなっているエンジニアの心身の健康維持と更なる創造性の発揮を助けることもできると判断し、ブロックチェーン×古民家の“ブロックチェーンストリート”開設を決定いたしました。

2. プロジェクトの具体的な構想について
市内に存在する古民家群を再生させ、それらをコワーキングスペースやシェアオフィス、シェアハウス、コリビング、宿泊施設として、国内外のブロックチェーンエンジニアや企業が集い、連携できる環境を2020年春を目標に整えます。(施設は2020年春以降も随時追加予定。)これらの施設を活用して定期的にハッカソンやブロックチェーン関連のイベントを開催し、飯塚で最先端のブロックチェーンの情報に触れて学ぶことができる環境を生み出し、将来的には飯塚が世界で最先端のブロックチェーンの情報と技術の集積地となることを目指します。

また、エンジニアや経営者、外国人旅行客などに人気があり、自律神経を整える作用も高いサウナ(日本古来の蒸風呂を再現予定)を併設した、ブロックチェーンエンジニアが暮らしながら働ける道場や自然農法で作ったお米や野菜などを使った食事処の開設も予定しており、健康的に最先端のブロックチェーン技術の研究開発やプロジェクト推進ができる環境とコミュニティを提供します。

3.今回のプレスリリース(BAの開校)について
前回までのプレスリリースで発表した「ブロックチェーン」×「古民家」のブロックチェーンストリート構想は、次の段階として、「ブロックチェーン」×「暮らし」を運営の主軸とした「BA」(Blockchain Awakening)を2019年12月22日に開校いたしました。

発起人の企業の皆様は親友であった弊社創業者の一人、故高橋剛の「飯塚をブロックチェーンの聖地にしたい」という遺志を継ぎストリート構想を思い立ちましたが、その遺志に沿うためには心身共に充実した働き方をしている技術者たちが必要との強い信念を持っています。
ここBA(Blockchain Awakening)では、「身体も心も健康で本来のポテンシャルを発揮できる」為の環境設定を「暮らしフルネス」の概念を元に行い、ブロックチェーンエンジニアたちが心穏やかに健康で安心した環境で過ごせるようなブロックチェーンの聖地の実現を目指します。

■暮らしフルネスとは
子縁社会の実現は「教育」の分野、日本の伝統文化や自然を生かした持続可能な徳循環伝承は「農」の分野、生き方を磨く場道(BADO)の展開は古民家聴福庵を通した「暮らし」の分野、新しい社会づくりの価値観は「ブロックチェーン」の分野。
それらの分野を総称して「暮らしフルネス」と呼び、子どもたちに遺したい「懐かしい未来」を磨きます。

■今後のスケジュールについて
次回は、ブロックチェーン技術を祀るための神社建立と心身ともに浄化し健康増進に役立つ日本伝統の蒸し風呂技術を応用した古式サウナを設立する予定です。またスタートアップの合宿などが予定されています。

PR Times リリース